梅雨が明けました。猛暑です。
皆さまくれぐれもご自愛ください。
梅雨開け前は関西方面は地震に大雨。
色々と自然災害の恐ろしさをまざまざと見せつけられ、
建築の仕事に携わる人間として考えさせられました。
大阪地震ではブロック塀が倒れて尊い命が失われるという
悲しすぎる事態に。
ブロック塀は町中のいたるところにあります。
僕の設計する住宅でも、お隣の塀が同様のものに見受けられるものが多数。
特に古いものになると、法令にのっとり作られているものなんて少ないように感じます。
そして大雨とその後の猛暑。
近年、夕立というレベルでない雨が集中して降る。
夏の暑さも昔より酷いような気もします(歳とっただけかもしれませんが)。
僕たちは自然のリスクと向き合って生きています。
建物とは、住宅とは、僕はそのリスクから身を守る、
「シェルター」でありたいと、独立前からずっと考えてきました。
耐震性、断熱性、耐久性・・・
住宅産業はいまだ手作りの多い産業。
その良さを活かしつつ、性能を上げてシェルターとしての性能を上げたい。
まだまだ進化ができると信じて、今日も仕事します。
写真はこの前、地震の被災地、高槻に行った時の写真。
新しい超高層マンションもあれば、古い木造長屋もある。
いい街です。