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「楽しく、ラクに家の事ができる」住まいづくりについて(その5)

Pear drops 一級建築士事務所

Pear drops 一級建築士です。

「楽しく、ラクに家の事ができる」住まいづくりについて(その4)

の続きです。

今回は掃除について詳しく考えていきます。

掃除をラクにするには、

なるべく簡単に掃除できるようにしておく事です。

◯汚れが溜まり難い構造を考える

汚れがなるべくたまらないように、

ゆるつなの家:脱衣室/洗面室/廊下

・巾木 → 壁と同面になるように

・建具 → 上吊り戸にして、敷居レールをなるべくなくす

など、細かい部分も考えて設計しています。

◯掃除しやすい素材を選ぶ

綺麗好きの大人ばかりで、家を汚す人がいない家と

お子様がまだ小さかったり、ペットを飼われている家とでは、

素材選びが全然違います。

トイレや洗面室などの水廻りでは、、、

床:木製フローリング < ビニール系フロアタイル

壁:塗り壁 < ビニールクロス < タイル

棚:無垢板オイル仕上げ < 無垢板ウレタン仕上げ < メラミン化粧板 

掃除を頻繁にしなくてはならない場所には、

水で多少濡れたり、中性洗剤でお手入れできる素材が手入れしやすいです。

掃除やメンテナンスをこまめにできる性格かどうかでも、

提案する素材が変わってきます。

◯掃除道具の位置を工夫する

掃除道具は使う場所の近くに、保管するスペースをつくっておく。

新築やリフォームで収納位置を考えるとき、

余った場所を収納にするのではなく、

家事動線を始めから考慮して収納場所を配置しておきましょう。

気がついた時にすぐに掃除ができるようにしていると、

綺麗な状態をキープしやすくなります。

◯日々の掃除で家の状態を管理する

日常の掃除が習慣としてきちんとできていれば、

水廻りのコーキングが切れていたり、建具の調子が悪くなったりなど、

家に不具合が生じていても、大きな欠陥になる前に発見できます。

早めに対処できれば、

メンテナンス費用も安く済みますし、家が長持ちできます。

今回の記事で、

~楽しく、ラクに家の事ができる住まいづくりについて~は終わります。

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