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「楽しく、ラクに家の事ができる」住まいづくりについて(その4)

Pear drops 一級建築士事務所

Pear drops 一級建築士です。

「楽しく、ラクに家の事ができる」住まいづくりについて(その3)

の続きです。

今回は洗濯について詳しく考えていきます。

◯洗濯動線

脱衣→洗濯→乾燥→畳み(収納)

という流れになるのが洗濯動線ですが、

それぞれの生活スタイルに合わせて洗濯動線を整理すると、

効率良く、ラクに洗濯ができます。

洗濯をするのはどの時間帯ですか?

(早朝、朝、夜、休日にまとめて・・・)

お風呂の残り湯を利用する?

洗濯を干す時に陽に当てたい?当てたくない?

室内干しをする?

洗濯機の種類は何ですか?

(ドラム式、縦型、二槽式・・・)

衣類の保管方法は?

アイロンは頻繁にかけますか?

答えによって、

洗濯機を置く場所やスペースが変わります。

◯洗濯の時間帯

仕事に出かける前の早朝に洗濯をするなら、

家事動線を考えてキッチンの横に置くのもひとつです。

Y邸 Renovation:キッチン/家事室

夜、寝ている間に洗濯するなら、

寝室から離れた場所、近隣に迷惑をかけない場所に置かないといけません。

休日にまとめてするなら、

洗うまでの溜まった洗濯物を置いておくスペースが必要です。

◯洗濯干し場

お陽様の匂いがする洗濯物を取入れるのが幸せ!という人には、

直射日光を見込める場所に干し場を配置しないといけません。

衣類が紫外線で痛んでしまうのを心配される人には、

風通しの良い日陰が最適な干し場所です。

雨や花粉対策にを望まれる人には、

室内干しスペースの確保と湿気対策が必要です。

干し場が浴室より上層階にある場合は、

洗濯機を物干場所近くに設置する方が、

洗う前の乾いた状態で運べるので、軽くて運び安いです。

◯洗濯機の種類

ドラム式は縦型や二槽式と違い、

扉が前に開くので前面にスペースが必要です。

二槽式は横幅が大きいので、サイズの確認をしっかりします。

乾燥機を別に設置したい場合は、

洗濯機の上スペースに置く事になるので高さに注意します。

◯衣類の保管方法

外着、家着、パジャマを着替えるタイミングは人それぞれで、

どのような服にどのタイミングで着替えるかで、

衣類の収納場所と必要なスペースは違ってきます。

小さなお子様や入浴する頻度が多い方には、

浴室横に衣類を保管できるスペースがあると便利です。

百合ケ丘の家:ファミリークローゼット

上記の条件を踏まえ洗濯動線を整理して、

洗濯機の配置場所、着替える場所と保管場所、

洗濯干し場とアイロンなどの家事スペースを

考えて配置するのと、そうしないとでは、

家事のラクさが全然違ってくるのです。

~楽しく、ラクに家の事ができる住まいづくりについて(その5)につづく・・・~

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