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緑に向き合う暮らし方

坪田眞幸建築研究所

今日は緑に向き合う暮らしについてのお話(その1)。

春の季節、新緑の公園や郊外の森の散策は、私達に自然の持つ生命力を感じさせてくれたり精神的なリラックスを与えてくれたりします。

緑に触れたり、見ることによって何かしら体に生きる力が湧いてくるような感覚を覚えます。人の持つDNAに何か太古からの記憶があるのでしょうか。

そのような人に与える緑の効果を家づくりにおいても取り入れる工夫をしたいものです。

お手入れの億劫さや敷地の余裕、予算の制限など、なかなか庭造りまではとてもという方が多いのも現実。

でも一坪程度の空間、小さな木1本で暮らしの楽しみがぐんと広がります。

写真は、敷地一杯に建つ3階建の狭小住宅です。1階の書庫の奥に2坪の吹き抜け空間があり、株立ちのエゴノキを1本植えました。奥は夫婦の寝室。5~6月に清楚な白い花が垂れ下がるように咲きます。

暮らしに緑があると季節ごとの節目も感じられ生活にメリハリもついてくるように思います。家族の歴史と共に側にいてくれる存在になるでしょう。

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