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古建具、古ガラスを使う

ノセ設計室

京都の設計事務所、ノセ設計室の能勢です。

京都には、年々減少しているとはいえ、町家が多く残っており、そこで使う中古建具を扱っているお店もいくつかあります。(有名なところでは烏丸夷川の井川建具店さんでしょうか。)

町家で使用する古建具の高さは5尺7寸(173センチ)が多く、現代の日本人にとっては少し低いのが欠点ですが、レトロなデザインや今では生産されていないガラスが使用されていたり独特の魅力があります。また和洋折衷の建物で使用されていた建具などには少し背の高い6尺(180センチ)のものもあります。

当事務所では、住まい手の要望に応じて、古建具をそのまま使用したり、古建具に使用されていたガラスのみを使用したりしています。いくつかの例をご紹介いたします。

住まい手がお持ちだった古建具のガラスを、新しい玄関建具のガラスに再利用した例。

リフォームで元々あった建具をそのまま使用した例。(正面の引き違いガラス戸 高さ173センチ。左側の舞良戸、右側のガラスも再利用。)

新築の住宅の脱衣室への入り口に在庫の舞良戸(高さ180センチ)を使用した例。

当事務所には、解体されるお宅から持ち帰った自慢の?建具コレクションも在庫しておりますので、設計に取り入れてほしい!という施主さん募集中です!

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