Pear drops 一級建築士です。
「楽しく、ラクに家の事ができる」住まいづくりについて(その1)の続きです。
前回のコラムでは、
収納量と収納場所はあらかじめしっかり意識する必要があると書いたのですが、
収納の方法も、押入・クローゼット・飾り棚・納戸・小屋裏収納・床下収納など、色々あります。
使う頻度や量、整理整頓が得意かなどで、どれを採用すれば良いかは変わってきます。
丁度良いサイズの場所を必要なところに設ける事が大切です。
まずは荷物の量や使う頻度について、
一度チェックしてみる事をお勧めします。
次に自分の生活スタイルを検証してみましょう。
家づくりの設計をはじめる前に、
必ず質問するのは整理整頓が得意かどうかです。
・郵便物の扱い方は?
・ダイニングテーブルの上の状態は?
・(仕事でもプライベートでも)作業後の机の状態は?
物をすぐに捨てられる人、大切にしまう人、
質問に答えて頂いているうちに、
なんとなく普段の生活が見えてきます。
家事の内容や量、時間帯も人それぞれです。
何気なくしている習慣を把握すると、
自分にあった動き方や収納方法がみえてきます。
次回のコラムでは事例を交えて書いていきます。
~楽しく、ラクに家の事ができる住まいづくりについて(その3)につづく・・・~