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ドラマチックな光を求めて

傳寶慶子建築研究所

『家は買うものではなく、創り上げていくもの』

今回のテーマは

「窓の位置を考える~その2~」

前回に引き続いての内容ですが、少しおさらい。

今からご紹介するお家は、敷地面積30坪。

北側に公園があるけれど、南・東・西側は、3階建ての住宅に取り囲まれ、

普通に家を建てると、1階部分は真っ暗闇!という敷地です。

敷地を取り囲むように家が建っており、まるで壁のようですね・・・

両隣のお家のように、普通に窓を配置しただけでは、到底光は入ってきません。

こんな敷地で、果たして明るい家が建つのでしょうか・・・!?

完成したお家がこちら♪

あ、あ、明るい~!!

家の真ん中に大きな吹抜けを作り、上から光を取り込むことにしたのです。

1階からこの窓の高さまでは、なんと8m。

ドラマチックな光を、室内へと取り込むことに成功しました。

また、キッチンの目の前はウッドデッキになっているため、開放感も抜群です。

神々しい光が入ってくるので、

正面の壁に十字架でも掛けようかしら(笑)、とお施主さんが冗談交じりで話して

くれたことが、印象的でした。

一見すると、条件があまりよくないような敷地でも、私たち建築家は、

お客さまのご要望を叶えるため、いろいろなアイデアを提案していきます。

自分の暮らしに合った、自分好みのお気に入りの家。

夢の実現に向け、一緒に『家』を創りあげていきましょう~。

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