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小浜の民家再生

明治12年に建てられた民家の改修です。
立派な木材と高度な技術を結集して造られた住まいは、いくたびかの改変・増築を経て住み継がれて来ましたが、主たる部屋はほとんど使われておらず、周辺の附属部屋で、ご夫婦が慎ましやかにお住まいという現状でした。

もともと広い玄関があった場所を、住まいの中心としてのリビングダイニングへと変更し、上部からも光が注ぐよう2階の床を一部撤去しました。リビングからは、和室を通して北側の庭まで視線が抜け、南側とはまた違った趣のある風情を愉しむことができます。

延床面積 : 216㎡
構  造 : 木造 2階建て
設  計 : 木村哲矢建築計画事務所

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